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3ヵ年活動報告フォーラムの開催

参加者の声

第1分科会

連携事業においては、大学、短大、高専など、特色も規模も大きく異なった教育機関が集まります。それだけに、特に個性が強く表れるFDにおいて、大学間で共有・共用が図れるシステムを実現していることに新鮮な驚きを感じました。

外部の専門家、企業家による指導が見られる場というのは、学生の能力向上だけではなく、教員の教育の質向上においても有効であるとわかりました。学内のFD活動でいつも頭を悩ませているだけに、今回紹介のあったような事例を応用できればと思います。

大学が共同して教育プログラムを開発、活用するのには、どういったパターンがあるのか。そのひとつの方法論として、eラーニングシステムによる事例を知れたことが大きかったです。

第2分科会

日頃、大学コンソーシアムで連携の難しさを感じているので、南大阪6大学は“奇跡のコラボレーション”のように思います。各大学が綿密な意思疎通を重ね、努力しているところに胸が熱くなりました。今後の活動において参考にしたい。

今の学生は、同じ情報に基づいて、同じように就職活動しています。この取り組みは、画一的な就職活動に風穴を開けるプロジェクト。今後も、大学単体では実現できない“型破りなキャリア形成支援”にチャレンジしていただきたいと期待しています。

第3分科会

自治体との連携は、今後必要になってくると思いますが、連携の仕組みづくりの難しさも感じていました。それをいかに乗り越えて、制度として確立していったか。その事例が聞けたことは大変意義のあることだったと感じています。

自治体は“縦割り業務”による弊害を常に抱えていて、特に広報やメディアの活用に関してそれが顕著に表れます。キャンパスコンソーシアム函館が取り組んでいるようなケーブルテレビの活用事例は、事業を市民に周知するという点において大きなヒントになりました。

公開講座の修了者が人材ネットワークに登録し、地域の活動に参加できるというシステムは非常にすばらしいと思います。ただ、需要と供給の問題もあるため、このシステムが本当に機能するかどうかは今後の展望次第ではないかとも感じました。この取り組みが、地域活性化に大きく貢献するものになることを願っています。

第4分科会

教員の立場から、SDとFDは表裏一体だと考えています。報告を聞いて、職員と教員の双方の意識改革が必要だと感じました。デベロップメントには、個人と環境に対する2つのアプローチがあり、能力を高められる環境が重要であると再確認しました。

愛媛大学が中心となったSPODにおけるSDの取り組みは、大学院として学位を与える点と、ポートフォリオで他大学にも能力を証明する点が優れていると感心しました。ぜひとも、本学も参加させていただきたいと思っています。

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